WAKU WAKU Photo Gallery [yoshinogari-3]
吉野ヶ里遺跡-3
撮影;2012年5月26
日
甕棺墓列
北内郭と北墳丘墓の間には一般の人々
を葬ったとみられる、約600mにおよぶ
甕棺墓列がみつかっています。
甕棺は素焼きの土器に亡くなった人の
手足を折り曲げて入れ、土の中に埋める
埋葬方法で、九州の北部地域で多く発見
されています。
甕棺墓列
「ナンマンダブツ、ナンマンダブツ…」
北墳丘墓
立柱
祀堂
北墳丘墓
丘墓の反対側にある出入り口
埋葬時の甕棺内部の再現
ジオラマで再現された祭祀のようす
北墳丘墓の内部は展示施設となっており、発掘された状
態での本物の遺構及び甕棺を見学する事が出来ます。
-吉野ケ里歴史公園パンフレットより-
この墳丘墓の規模は南北約40m、東西約27m以上で、平
面形がほぼ長方形になり、現在の高さは2.5mであるが、元
来4.5m以上以上の高さがあったと考えられるという。
ガラス製管玉や銅剣などの副葬品の出土状況からみて、恐
らく歴代の首長など、身分の高い人々の墓ではないかと考え
られています。
ところで、
『
「墳」と「丘墓」とは同じ意味なので「北
墳丘墓」という名称はおかしい。そもそも弥生時代より古墳
時代のほうが新しいのに、弥生時代のものに「墳」の文字を
使うことで話がややこしくなるので、これは「北丘墓」と呼
んだほうがよろしい』…という意見も一部であるらしい。
中のムラ
パンフレットによると、祭り・政治・儀礼などの道具を作る場所となっています。
ここは何かな?
休憩所?
中へ入るとこのとおり
←
北内郭へ
_つづく
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